収納は各ご家庭のライフスタイルに合わせるのが基本。

でも、共通して重要なポイントがいくつかあります。

 

最も重要なのは、使う場所のそばに、必要な収納を設計すること。

 

例えば2階にトイレがあるなら、トイレットペーパーのストックや2階用の掃除道具をしまえる半畳ほどのスペースを、2階に設計します。

 

さらに、リフリースタイルでは、次の4つのポイントを心がけてご提案しています。

 

 

1.昔の暮らしの知恵を、現代の生活に合わせる

 

「玄関」は、靴を脱ぎ履きするだけの場所でしょうか?

昔は、外と内を繋ぐ「⼟間」というものがありました。

土間は、土や泥、花粉など、外の汚れを室内に持ち込まないよう、外と内をゆるく分けることができ、そこで身支度を整えるだけでなく、雨で濡れたレインコートや泥のついた子どもの遊び道具を置いておいたり、軽作業を行ったりすることができました。

 

余裕があればぜひ、玄関を土間のように使える場所にできるよう、十分な広さとシューズクロークの設置をご検討ください。

 

一方で、昔は当たり前だった押入れの奥行きは、敷布団を収納することを想定した寸法です。

ベッドの生活になり敷布団を収納する必要がない場合、押入れの奥行きは、1尺より浅く、クローゼットサイズで十分です。

 

 

2.家族の日々の暮らしに合わせる

 

洗面所は、洗⾯台と洗濯機に脱⾐スペースで一坪あれば十分、という時代ではなくなりました。

タオル類や洗剤類だけでなく、最近は肌着やパジャマも家族分置いておきたい⽅が増えています。

毎朝晩、家族全員が1日2回は使⽤する場所と考えると、動線計画は⾮常に重要。

日々の家事を⼿早くストレスなくするために、キッチン同様、効率の良い収納と動線検討が重要なエリアです。

 

ウォークインクローゼットの造作は、家族の身長と服の丈や量、小物の収納の仕方に合っていますか?

ハンガーパイプの設置位置が身長に合っていないと、毎日の着替えや片付けのたびに小さなストレスがかかります。

そしてクローゼットには可動棚を設置しておくと、バッグや小物がすっきりと収納できて便利です。

 

 

3.家族の成長と変化に合わせる

 

例えば、子ども部屋の収納は作り込まない。

お子さんが今後、何を好きになり、どんな物をどれくらい持つようになるのか、分からないからです。

 

お子さんが小さいうちは成長に合わせてアレンジできる収納を、親御さんが寄り添って一緒に考えてほしいと思います。

 

 

4.使えない収納を作らない

 

扉を開けた時に一目で何があるか分かるのが、収納の基本。

なのに、つい、取り出しにくい場所にも収納スペースを作ってしまいがち。

 

例えば、階段下の収納。

扉分のスペースだけなら活用できますが、屈まないと入れない階段の下の方まで本当に収納スペースが必要でしょうか?

 

何を入れたか忘れてしまう、必要な時に取り出せない収納は、適切な収納ではありません。

また、使う場所と別の場所にある収納スペース、

さらに、「何もしまう予定はないけれど、空間がもったいなからとりあえず」と作った収納も、実は使えない収納になってしまいます。

 

 

必要以上に収納をつくらないことも、大切なポイントです。